わたしの両手


ココロのかがみ
by ururunamida
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有馬温泉

ある日、わたしには普通と思える日がこないと知った時、
これからどうして、毎日を過ごしていけばいいのか
わからなくなって

人を好きになってしまうのが怖くなった。
好きになってもらうのも避ける用になっていた。


そんな時、有馬温泉で阪神大震災に遭った。

まだ、布団の中だった。
車に撥ね飛ばされたのかと思った。
非常灯が点いて
襖がフトンの上に倒れ、テレビは枕もとに落ち
何が起きたのか、理解できなかった。

パジャマの上からコートを着て
バックにとりあえず荷物を詰め込んで
14階から階段をつかい
他の人がもっている懐中電灯を頼りにロビーへ。

自動ドアのガラスが割れ、外気が入ってくる。
明るくなるまでじっとしていた。
余震がくる度、緊張して震えていた。

情報がなく、どうやって帰ればいいのかわからなかった。

この日は、大阪で美味しいものを食べて、電車帰る予定になっていた。
バスや自家用車の人は帰って行き、
途方にくれていたら、ホテルの人が、宝塚までお客さんを送っていくので一緒に行きますか?と
声をかけてくれた。
宝塚の位置もわからないまま、このままホテルにもいられないので
便乗させてもらった。
結果、伊丹空港に行く事ができ、その日の内に帰宅する事が出来た。

帰ってから、テレビで被害の大きさに驚いた。


何も出来ないことが悔しかった。
ただただ、帰ることだけを心配して、飛行機に飛び乗ってしまった。

ずっとずっと、後悔していた。
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by ururunamida | 2006-08-26 18:56 | ココロ